弁護士に対する信頼
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
最近多いですね、こういうニュース。
こういう人たちのせいで、弁護士といえども信用ならんという感じにもなってきています。
ほとんどの弁護士は、真面目に仕事をしています(横領すれば弁護士資格を失うので当たり前です)。
数年前にも愛知県で成年後見の横領がありましたが、一部のモラルがない弁護士のせいで多くの真面目に仕事している弁護士が困っています。
弁護士は、依頼者のお金を預かることはよくありますが(相手方から損害賠償金を預かり金口座に入れてもらう等)、これを生活費など自分の支出に使用するなど絶対にありえないでしょう。
ニュースに出てくるような人は、バブル時代の金銭感覚で生活水準を下げれない人か、依頼者のお金か事務所のお金かを明確に分けていないかだと思います(通常は、通帳自体で分けますが)。
最近の振込詐欺で弁護士を語る事例もあるせいか、電話をかけても「本物の弁護士である証明は?」みたいなことを聞かれることもあり、本当に真面目にやっている人が迷惑してますね。
弁護士は、社会正義を実現することが使命とされています。私は、こんな使命がある弁護士だからこそ、弁護士を目指し、弁護士になりました。
先人たちが築き上げてきた「弁護士」に対する社会的信頼、努力を無にするようなことは絶対にやめて欲しいですね。
- 2015-09-03
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- by 豊田シティ法律事務所