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ごあいさつ

2021 8月 18一覧

探偵

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

法律事務所には、日々配偶者が不倫している、といった相談が舞い込みます。
弁護士としては、「証拠は?」と聞きます(相手が否定する可能性があるためです)。

すると、証拠はない、というパターンも多いです。
相手が認めれば証拠はいらないのですが、どうなるか分からない状況でやはり証拠が欲しいですね。
証拠があれば、裁判まで視野に入れることができ、交渉でもある程度強気で進められます。

これから証拠を集めるということもあります(いわゆる泳がせ)。
そして、強い証拠が作れる可能性が高いのが「探偵」ですかね。

あくまで一般論ですが、探偵費用は、多額の費用がかかるとされています。
例えば、印象ですが浮気調査なら一般に5~6日で30万~60万円程度なのかなと思います。

調査員2人で4時間尾行すや張り込みをすると、1日の基本料金は6~10万円。
しかし、対象者が不倫相手とホテルに泊まったりすれば、超過料金・深夜料金が必要になり、100万円くらいかかってしまうというわけです。

探偵料がなぜ高いかというと、何といっても人件費がかさむから。
張り込みの場合、ときにはホテルの出入口をすべて探偵者のスタッフでおさえることもあるようですし、車での尾行は複数で行うため、どうしても費用が高額になってしまうようです。

弁護士費用の方が、ずいぶん安いと思うことも多々あります。
弁護士費用50万、探偵費用140万円ということも経験したことがありますし、簡単には進められません。

探偵社側からすれば、雨の日も風の日もカメラ、ケータイ、無線機を持って尾行、張り込みの日々であり、体力と根気がないと、とても務まる仕事ではないですし、それなりの費用がもらえないと、やってられないということかもしれません。

この前、探偵を利用したケースで、依頼者が自分の車で尾行したことがありましたが、すぐ気づかれて「まかれて」しまいました。
その依頼者も探偵の仕事は、プロだと感心していました(たぶんカメラとか特殊だったり、男女で担当したり怪しまれないようにするスキルがあるんでしょうね)。

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