7月に入りました
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
さて、もう7月に入り、1年の半分が過ぎたことになります。早いですね。
当事務所は、6月から倉田弁護士が加入し、ひとつの事件を議論したりしながら進めているので、なかなか忙しい日々です。
最近の注目ニュースとしては、弁護士会照会 日本郵便の回答義務認める 名古屋高裁
といったものがあります。
日本郵便が弁護士法に基づく情報照会(弁護士会照会)の回答を拒んだのは違法として、愛知県弁護士会が回答義務があることの確認を求めた訴訟の差し戻し控訴審判決で、名古屋高裁は30日、請求を認めた。揖斐潔裁判長は、弁護士会照会制度について「事案の適正な解決や裁判所の公正な判断に寄与する」と指摘し、日本郵便の回答拒否に正当な理由はないと判断した。
としました。
弁護士会照会は、弁護士であれば使う制度であるので、この判決は極めて意義が大きいですね。
判決が出ても、強制執行ができなければ判決が絵に描いた餅になってしまいます。
回答義務があれば、逃げ得を許さないことになり、弁護士としてはありがたいことです。
判決が出ても守らない人もいますから、そういう人に対しては何か効果的なことができるといいと思っていたところに、今回の判決。日本は法治国家ですから、司法への信頼が今後ますます得られるようになればいいなと思います。
- 2017-07-05
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- by 豊田シティ法律事務所