世間の目
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
最近は、雨が多いですね。
被災地は、この状況で雨というのが一番辛いと思いますので、なんとか晴れて欲しいですね。
さて、教師いじめ問題。
現在、有給休暇中ということですが、神戸市が給与を支給しない条例改正を検討しているようです。
後から改正して支給を停止するというやり方に若干違和感はありますが、世間の理解という意味では有給休暇は納得いかない人が多いでしょう。
教師というか公務員に対する世間の目をめちゃくちゃ厳しいですよね。
それもわかる気がします。公務員はお役所仕事で、上から目線で行動しますし、市税の滞納などでは差押えが無情にも行われたりしますので。
(市税の差押えで破産を決意する人もけっこういますし、人によっては市役所の対応が冷たいと思う人もいるようです)
このような事情もあり、公務員の不祥事に対しては、世間の目は厳しいと思います。市県民税の負担は大きいし、市役所の対応がサービス精神がないことも多いし、ある意味不満の爆弾を少なくない人が抱えているように思います。
そこで、こういう公務員の不祥事が起きると、それが爆発するんでしょうね(今回のケースは、いじめを撲滅させるべき教師自身がいじめを行ったという有りえない事情も加わっています)。
したがって、公務員は、謙虚に法を犯さないように淡々と仕事をする必要があるように思います(上からでも下からでもなく)。今回は、強要罪とか暴行罪、器物損壊罪になりうる犯罪行為ですので、けっこうアウトですね。
世間の理解といえば、チュートリアル徳井氏の脱税問題。
働く人の9割を超えるサラリーマンはきちんと税金は差し引かれてますので、納税についてはシビアな考えが多いように思います。
板東英二さんが同じような問題から、しばらくテレビ出入禁止状態になっているように、世間の理解次第ではテレビから消えるなどもありえる事態だと思います。
経費の問題は、百歩譲っていろいろな考え方があるので、まだ理解できますが、無申告は故意と言われても仕方がないように思います。
板東英二さんは、ラジオには復帰されていますが、徳井氏はどうなるのでしょうか。
- 2019-10-25
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- by 豊田シティ法律事務所