ガンタンクの日
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
本日、7月5日は「ガンタンクの日」としてファンに親しまれています。
というのも、ガンタンクの型式番号はRX-75で、型式番号にちなんでのことのようです(トヨタの86と同じようなイメージ)。
そもそもガンタンクは連邦軍の「V作戦」で開発されたモビルスーツで、開発順に見るとガンキャノン(RX-77)やガンダム(RX-78)よりも早いのです(同じ理由で、7月7日は七夕ではなくガンキャノンの日、7月8日はガンダムの日になってます)。
ただ、二足歩行のシステムが実用化される前だったため、下半身が戦車という特殊なデザインになっていて、ガンダムのアニメからすれば特殊は特殊な存在です。
ガンタンクの代名詞は、「120ミリ低反動キャノン砲」で(肩ごしに出てるやつです)、射程が240キロメートルとも260キロメートルともいわれるこの武装は、特定の条件下においてかなり強い武装になります(射程が長い)。
キャノン砲のほかには、腕部先端に装着された「40ミリ4連装ボップ・ミサイルランチャー」のみで、ガンタンクは武装が貧弱という弱点があると言われています(近接戦闘にはめっぽう弱い)。
しかし、ガンタンクはやはり限定的な条件下において無類の強さを発揮します。
上記120ミリ低反動キャノンがあるため、拠点攻略においてはガンダムよりガンタンクのほうが有効ということで、アムロがガンタンクに乗り込み、結果として拠点攻略に役立ったこともありました(遠距離砲撃が活かせる条件において無類の強さ)。
ただ、宇宙空間では取り回しがしづらく活躍の場は少ないのが実情です。
陸地では対応力が高いキャタピラによる移動も、宇宙では意味をなさない。そればかりか、下半身は「重り」以外の何物でもなく、低機動・低運動性の鈍重なモビルスーツになってしまうわけです。
ザクレロのパイロットであるデミトリーは、ガンタンクを「モビルアーマーの出来損ない」と呼んでおりますが、あながち間違ってはいないかもしれませんね。
このようにガンタンクは、モビルスーツでありながらキャタピラで移動する特殊な機体で、連邦軍も8機の製造にとどめ、生産を中止したようです。
※ ただ、その後局地的な活躍を期待しているのか、陸戦強襲型ガンタンクやガンタンクIIなど、意外にも多くのバリエーション機が開発されたみたいですね。
- 2023-07-05
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- by 豊田シティ法律事務所