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ごあいさつ

2019 5月一覧

集団免責審尋

こんにちは。
先日、名古屋で破産の集団免責審尋があり、当事務所の依頼者も管轄が名古屋の方でその当日の10時から期日が決まっておりました。

免責審尋とは、債務者の方の借金を免除していいか決定するために裁判所が質問をする手続で、集団でやる場合は、一つの部屋に集まって一斉に質問などをする期日です。

依頼者には開始15分前集合をお伝えしていて、もちろん自分も15分前には法廷前でスタンバイ。
しかし、依頼者がいない・・・

そうこうしているうちに、事務所から緊急連絡が。

「車で来ているのだが道が混んでて、15分前には間に合わない。到着時間は10時となっている」

とのことでした。
裁判所の書記官さんに、すぐにその旨を連絡。

「いつ着きますか」

と聞いてこられますが、「ナビは10時となっているようですが・・・」としか答えられない自分。
少しなら待ちますが、と言ってくれたので、裁判所の駐車場の入り口で、待つことにしました。

しかし、車は来ても依頼者の車は来ず・・・
そして、時間は10時5分を超えてしまい、うなだれました(明日のジョーのリング上の最後のシーンのような感じです)。

そして、10時10分頃、到着して、急いで法廷へ。
しかし、法廷は閉ざされ、しばらく待つことに・・・

集団免責審尋が終わり、多くの方々が退出され、「今日は、遅刻する方を待っていた関係で時間がかかりましたね」と会話をされていて、少し胸が痛みました。
そして、全員が退出した後、部屋の戸締りをしている書記官さんに、恐る恐る声をかけました。
すると、個別で裁判官が対応してくれるか聞いてみるということになり、祈るような気持ちに。

その後、個別で免責審尋をしてくれたのですが、質問個別になるし、遅刻理由も厳しく問われるし、集団でやるより厳しめな審尋でした(裁判官の人柄自体は優しい方だと思いますが、二回同じことをやらせること自体が申し訳ないですし、対応してくれない場合もありうるとは思います)。
債権者集会で自分の依頼者が遅刻したケースは初めてで、かなり疲れました。

多くの方が、裁判所での手続となると、「1時間前に来ました」とかいうなか、遅刻してしまった今回の依頼者さん。
慣れないルートかもしれませんが、そういうときは電車に限りますよね。
(私も名古屋へ行くときは、渋滞が怖いので基本的に電車です)

どんな理由があれ、絶対に遅刻してはいけないというものがある(受験や面接など)。
今回もそうだと思いますよ、と最後にお伝えはしました。

依頼者さんは頭を下げっぱなしでしたが、私としてはかなり精神的に疲れました。
やはり電車だと思いますし、車でくるときはかなり余裕を持っていかないと、こういう事態が起こり得ます。
自分も考えさせられましたし、車の怖さを再認識させられる、いいきかっけになりました。

今回も最終的に免責が決まるかは、まだ未定です。
今回のこと(免責審尋での遅刻)がどうなるか、後は祈るしかないですね。

最近の債務整理

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

最近、破産事件の依頼が多かったところですが、任意整理の案件で困っている人が相談に来られたので、受任した件があります。
(うまく債権者とまとまれば破産せずに済みそうですし、できるだけ破産は最後の手段として考えるべきなので、任意整理にかけていました)

任意整理というのは、簡単にいうと、(少なくとも将来利息をカットしたうえで)分割払いの合意をして、その合意に基づいて分割払いをしていくというものです。

最近は将来利息も一切カットしない、勤務先や財産状況を教えることをことを条件にしてくるところが増えてきていて、交渉がまとまらないかもしれないという事態に陥いることがあります(CMでもよくみかける業者です)。
事態は深刻な方向に動いているようですね。
この業者は、3ヵ月以内に和解できないと裁判をしてくるそうなので、勤務先を教えるのは躊躇を覚えます(勤務先は具体的に聞いてないのですが、これを聞いて債権者に伝えると給料差押えがありうるので)。
ちょっと、このような業者の対応は、問題なので法改正やら必要かもしれないですね。少なくとも消費者委員会で取り上げて、問題意識を弁護士会でも共有していかないととは思いますね。

交渉がまとまらなければ、破産しかないのか・・、できるだけ破産は避けてあげたいけれど、非常に悩ましいです。

大麻

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

今日のニュースでジャニーズ事務所のタレントが大麻所持で逮捕されたニュースをみました。
大麻は、若者に流行っているみたいですね。

自分も大麻取締法違反の被告人の弁護をしたことがあります。
ニュースでも交際相手が逮捕されていましたが、この被告人も交際相手と大麻を使用していました。
ただ、たしか大麻取締法違反には、所持罪はあるものの使用罪はなかったと思います(覚せい剤は使用罪があります)。
それで、交際相手は、使用はしたものの所持をしていなかったので逮捕はされませんでした。
被告人は、せめて女性だけは逮捕されてほしくない、ということでたいそう心配していましたが、使用だけだったので女性は助かったんですね。
(今日、報道ステーションで、アナウンサーが「次は、使用の罪で捜査をする予定です」と言っていたのですが、間違いですかね)

その被告人も次の日大麻パーティーがあって、そのために所持をしていたと言っていましたが、大麻パーティとか普通にあるんですね。
芸能界には、大麻とか関わっている人多いんじゃないですかね。
被告人は、外国留学のときに合法だったので覚えたということを言っていましたが、覚せい剤と違いハードルが低いようです。
これからぽつぽつと逮捕者がでるかもしれませんね。

大麻を手に入れるのは、クラブとかが多いようで、こういった問題に遭遇しないためには、そういう人たちが集まる所へは行かないといった工夫が必要かもしれません。
やはり環境って大事ですね。

頭に来てもアホとは戦うな!

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

最近、本を読む時間もないのですが、たまたまGW中に寄った本屋さんで「頭に来てもアホとは戦うな」という本を買いました(かなり売れているということで)。
時間があるときに少しずつ読んでいましたが、

・アホとは、理不尽にあなたの足を引っ張る人のこと

・アホは、力を持っている場合が多いため、注意が必要

・戦うべきは、アホに悩んでしまう自分!

・世の中は不条理。理不尽は次から次へとやってくるもの

・アホと戦うのは、「今この瞬間」の無駄遣い。時間は自分のために使おう。ただし、人生に重大な悪影響をもたらす人とはしっかりと戦うべき

・アホと戦いがちな人は、正義感や責任感が強く、自信やプライドを持っている人

といったことが書いてあり、ある意味真理だなと思う場面もありましたし、客観的に分析する自分がないと諸刃の剣だなと思う場面もありました。

相手をアホというのは簡単ですが、それは自分が正しいという前提があってこそです。
したがって、謙虚な気持ちで自分を分析できないと、独りよがりな形になってしまいます。

私は、昔少年事件をやったときに、友人が少ない少年が「みんな俺に嫉妬している」ようなことを言っていたことを聞き、この「自分が正しいという前提は怖いな」と思ったことがありました。話をしていくと、少年の考えが独善的な要素を多く感じたりしたんですよね。

アホといえるためには、自分が謙虚でいること、しっかり自己分析ができていること、それでも相手がおかしいといえることが必要だと思います。

この本は、多くは参考になりましたが、この著者がその他に言っていた、「嫌な奴とは、こちらから積極的にコミュニケーションをとろう」的な部分は、共感できなかったですね。
(それにこしたことはないですが、飲みに誘ったりは難しいでしょう・・・)

本日の移動

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

今日は、午前中刈谷の仕事がひとつ、午後は名古屋地裁半田支部で期日がひとつ、その後事務所へ帰って打合せとなかなかハードな一日でした(帰りは、受任している交通事故事件の事故現場をみに安城へ立ち寄りながら帰ってきました)。
途中、23号を走行していたところ、トラックが急加速して進路変更してきたときに「飛び石」がフロントガラスに・・・

かなり大きな音がしました。
ただ、傷はそれほどではなく、でもガラスが欠けたのは間違いないので、今後どうするのか、要検討です(念のため保険会社には連絡し、事故報告だけはしておきました)。
ドライブレコーダーがついていたので、飛び石をしたトラックを追跡はできるでしょうが、「過失」があるのかというと責任追及は難しいと思われます。

そこで、車両保険の出番ですが、飛び石は少し前までは等級下がらなかったのですが、現在では1等級下がります。
ついてないですね。今後耐久などが不安なので、直すか交換するのは確実だと思います。あとは、保険を使用するか否か。あと少し考えます。

今日は、車で移動してばかりでしたし、飛び石事件もあったので、事務所へ帰ってきたときはもうクタクタでした・・・
最近の車は、フロントガラスを交換するだけではなく、フィルターが貼ってあったり、センサーが入ってたり、ただの硝子ではないようで、なかなか大変です。
豊田の法律事務所は、ホームタウンの岡崎へ行くのも1時間かかったり、移動は宿命なのですが、半田まで行くとけっこう疲れますね。
(しかも半田の裁判所、なぜか建て替え工事してて、ものすごく狭いプレハブでの期日だし、書記官さんも狭い部屋でなかなか大変そうでした)

10連休明けで、なかなか忙しくてまだバタバタしていますが、早く落ち着きたいですね。
何はともあれ、今週も半分過ぎましたし、5月ももう半分終わりました。時の経つ速さをかみしめながら、一日一日を大切にしないと、とも思う今日このごろです。

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