名古屋で研修
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
本日は、名古屋で成年後見の研修に行ってきました。
豊田市駅は、名古屋市営地下鉄の鶴舞線と直通運転しているため、一本で名古屋へは行けて便利です。
さて、最近もニュースで弁護士や司法書士の専門家の成年後見人の不正が取りざたされていますが、愛知県弁護士会でも研修を強化し、専門性の深化を進めています。
成年後見制度の制度趣旨は、本人の自己決定の尊重と本人保護の調和ということですが、成年被後見人となる人は、いわゆる認知症の方が典型例で、本人の自己決定の尊重といっても難しい面があります(例えば、認知症となっていて他人にいわれるがままに寄付したいと言われた場合など)。
財産管理と身上監護が主な仕事になりますが、弁護士がなるケースでは、求められるハードルも高いですので、財産管理をしっかりする必要はありますね。
現在私も成年後見人を引き受けていますが、収支についてはいつも気にかけていますし、病院との折衝も自分でやります。
研修を受けて、責任は重くとも専門家としてしっかりやらないといけないと、再認識しました。
今日は、名古屋家裁の裁判官の話も聞けて有意義でしたので、今後の業務に生かしていきたいと思います。
- 2016-04-28
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- by 豊田シティ法律事務所