損害賠償の計算方法
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
さて、最近は交通事故の被害事故の相談も多いのですが、なかには保険会社から支払い額の提示があってから相談に来られる方もけっこういらっしゃいます。
よく争いになるのは、いわゆる「慰謝料」であり、その額の明細をみてみると、「4200円✕●日✕2」のように書かれていることがよくあります。
これは、自賠責保険の基準であり、低めの提示であると言わざるを得ません。
損害賠償の計算方法には3つあり、1自賠責保険の基準、2任意保険の基準、3裁判基準の3つとなっています。
1から3にかけて額が大きくなっていきますので、1の自賠責基準ですと、一番低いということになります。
弁護士が受任して交渉すれば、保険会社の提示する金額から10万、20万円程度上がることはよくあります。上記でいえば、1でなく3に近い数字で交渉できるからですね。正当な賠償でなければ裁判も・・という対応がとれる弁護士であればこそだと思います。
意外に保険会社の提示した数字で納得してしまう方が多いという印象です。交通事故の相談は初回無料としている事務所も多いと思いますので、適正な金額かどうかだけでも見てもらった方がいいのかなと思います。
当事務所も交通事故被害相談は、初回30分無料ですので、適正な金額か迷われる方は一度相談の予約をしてみてください。
自動車保険に弁護士費用特約をつけている場合は、交渉や訴訟も無料ですしね。
- 2016-04-26
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- by 豊田シティ法律事務所