こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
今日、林先生の初耳学を見ました(毎週みているわけではないですが、たまたまチャンネルを回してたら見入ってしまったんです)。
高学歴ニートの若者に対する、武井壮さん、乙武洋匡さん、杉村太蔵さんによる授業。
皆さん、よかったのですが、武井壮さんの授業、すごく良かったです。武井壮さんの話を聞いていて、この人の人間力に正直びっくりしました(かなり凄いと思います)。
武井壮「ニート最強の武器=時間を有効に使え!」
これが武井さんの強く言っていた言葉です。
ニートを単にを否定するのではなく、ニートの人が持つ特異性を武器に変えてしまう武井さんの考え方は本当に凄いし、友達になりたいタイプですね(自分自身も成長できそう)。
武井さんは、芸能人を目指していたお兄さんが24歳で亡くなった後、ニート生活となり、自分も芸能界を目指すことを決意します。30歳になったときのことです。
そこから、芸能雑誌を買ってきて、今のテレビがどのようなジャンルの番組が多いかを統計します。そこから、テレビで取り上げられるジャンルについて勉強し始めます。
すなわち、芸能人になるゴールから逆算して求められるものを身に着けていったんです。そこから芸能界デビューが39歳とのこと。
あとその場にいる人たちが分からないであろう問題をスマホで調べて発表するっていうのとか、いろいろやられてましたが、高学歴ニートの皆さんもいろいろな問題を作成されていました。そう、たった5分であってもその人その人のオリジナリティが発揮できるんです。
自分も最近ホリエモンの「時間」に関する本を買っています(ブログに書いたやつです)。
最近時間について、意識していた自分。
武井さんの話を聞いて、共感するとともに、やはりそうだよね、っていう感じもあり、今日は番組を見入ってしまいました。
日本は、一度レールから外れた人間に冷たい社会だと思いますが、絶望するほど悪い国でもありません。何かのきっかけで好転することだってあります。
今日の武井さんの話が少しでもプラスになればいいなと思いました。
日本の教育は、どこの大学に入ったとか、どこの会社に勤めているとか、そういう価値観がはびこっていますが、これは間違っています。
武井さんのいうゴールからの逆算という発想。
学校の勉強ひとつをとっても
●●になりたい → ならどうする? → 多くの人材を輩出している●●大学の●●科にいくと可能性が広がる → では●●大学にいくためには、今どのくらいの成績がないといけないのか → 今の自分はどれくらい勉強しなければいけないのか
といった感じに、やはり「●●になりたい」というゴールが一番大事。
あと、杉村太蔵さんの授業は、生徒に矛盾を指摘されると「人生は矛盾に満ちている」と開き直っていて少し笑えました。
ただ、何事もあまり真面目に考えすぎないことも大事なように思います。
自分も20代の頃はいろいろ悩みましたが、そこでもがき苦しんだ経験は、後で生きているので、悩むこと自体はきっと将来の自分の糧になると思います。
といった真面目なこと考えながら、高学歴ニートと言われて授業に参加された方たちにエールを送りたいと思った初耳学でした。