コップの水
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
明日は、西三河地方の某学校にて、いじめ防止授業を行います。
45分の授業でどこまで話せるかはわからないですが、がんばってきます。
ちなみに、各クラスで内容がバラバラだといけないので、ある程度話すシナリオや決め事をしてから授業へ臨みます。
ここで、「コップの水」の話はするかどうか各講師の判断に委ねられているのですが、自分は時間があればぜひ話したいと思っています。
「コップの水」の話とは、「自殺をする人は、コップの水があふれるように死を選ぶといいます。いやなことをされると、コップの中に水がたまっていきます。最初のうちは大丈夫でも、だんだんと水がたまって、もういっぱいいっぱいになったとき、コップの水をあふれさせるためにはどれだけの水が必要でしょう。
そうです。一滴でいいんです。
些細な悪口でも、コップの水をあふれさせることができるようになります。例えば、うざい、きもい、死ね、あっちいけ、などの言葉を皆さん口にしたことがあるでしょう。もしかしたら、その一言が、最後の一滴になるかもしれないのです」
こういった話です。
自分の安易な一言が、最後の一滴になるかもしれない。自分の一言が、コップの水をあふれさせることになるかもしれない。
もしかしたら、その子はもういっぱいいっぱいに水がたまっているかもしれない。それでも言うのか・・・ということなんですよね。
なかなか小学生、中学生にリアルなこととしてわかってもらうには苦労しそうですが、こういうコップの水などの例えで少しでもわかってもらえるようにがんばって伝えていければと思います。
- 2016-05-26
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- by 豊田シティ法律事務所