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ごあいさつ

2022 1月一覧

民事裁判IT化 法整備へ

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

さて、民事裁判のIT化が進んでいます。
現時点でも、争点整理などにつき「WEB会議」が導入されていますが、裁判所に出向かなくていいので有用だと思いますし、これが広がればいいかなと思ってます。

ただ、証人尋問までIT化するのは、少し抵抗がありますね。
法廷で宣誓することで偽証罪の制裁ができたり、書面をみながら回答することなどの禁止等いろいろ調整が必要になってくると思います。
弁護士のオンライン提訴義務化も自分はいいですが、高齢の弁護士などは対応できるか不安はありますね(現時点ですら、ウェブ会議を拒否して電話会議になっている弁護士もいますので)。
証人尋問でも、証人の前に台本置いたり、メモ見せたりする作戦が起こるような気がします。

その他に、本人訴訟の場合は、オンライン提訴の義務化から除外しているようで、このフォローを誰がするのかで若干揉めているようですが、今国会に法案が提出され進んでいくものとみられます(下の図は、中日新聞より)。
(当然、裁判所の役割だと思う人が多いみたいですが、弁護士会がやるべきという意見もあるようです。個人的には、補助金もなしにやっている弁護士会がやるのはおかしいし、規模的に無理だと思います)

 


【以下、読売新聞記事を引用】

民事裁判の全面的なIT化を実現するため、法務省は民事訴訟法などを改正する方針を固めた。早ければ、開会中の通常国会に改正案を提出する。提訴から判決まで、オンライン上で一連の手続きをできるようにすることが柱。利便性の向上や裁判の迅速化などへの効果が見込まれている。

改正が実現すれば、紙の書面でのやりとりを原則としてきた民事裁判の大きな転換点となる。法制審議会(法相の諮問機関)が近く、法改正の要綱案を決定し、2月にも法相に答申。法務省は答申も踏まえて、法案を提出するとみられる。

改正案では、▽訴状をインターネット上で提出できるようにし、代理人となる弁護士などにはネット提出を義務化▽口頭弁論には、原告側、被告側双方が、弁護士事務所などからネットで参加する「ウェブ会議」を認める▽判決は電子データで作成し、オンラインで当事者に交付することを可能にする――といった内容が盛り込まれる見通し。

一方、弁護士をつけずに当事者が裁判に臨む「本人訴訟」については、憲法で保障される「裁判を受ける権利」の観点から、ネット提出を義務づける対象から外し、「紙」での提出が認められる。手続きがオンライン化されても、裁判官は従来通り、裁判所の法廷内で訴訟を進める。

全国の地裁本庁では現在、法改正をせずに実施できる争点整理(非公開)などを対象に、ウェブ会議を導入。裁判所への移動時間が不要となり、期日調整が容易になったほか、当事者が接触する機会が減って新型コロナウイルスなどの感染症対策にも有効だとの声が上がっていた。

裁判のIT化は米国や韓国などで実現しており、国際的に日本の遅れが指摘されてきた。国内の経済界からも非効率さに批判があり、政府は2017年6月、裁判手続きのIT化を盛り込んだ「未来投資戦略」を閣議決定していた。

一方、民事裁判の訴訟記録には個人情報や企業秘密が多く含まれ、実現には情報セキュリティー対策が重要となる。裁判所のシステム整備が必要となるため、実際に全面IT化が実現するには、法案の成立後、数年かかるとみられる。


 

昨秋東海大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)はセンバツ不選出

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

今日は、センバツ大会の選出日だったみたいですね。
わが東海地区は、2校なのでこれまでは東海大会で決勝に残った2チームが順当に選ばれていました。

そして、今年は、静岡県の2校が決勝までいきましたので、この2校で決定かなと思ってました。
愛知は、準決勝で至学館が聖隷クリストファーに9回サヨナラ負けして、チャンスを逃しました(いい試合でしたけどね)。

ところが、昨秋東海大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)は不選出となりました。
鬼嶋一司委員長は「聖隷クリストファーは頭とハートを使う高校生らしい野球で、2回戦、準決勝で9回に見事な逆転劇を見せた。立派な戦いぶりでした。個人の力量に勝る大垣日大か、粘り強さの聖隷クリストファーかで選考委員の賛否が分かれましたが、投打に勝る大垣日大を推薦校とします」と選考理由を説明したようですが、納得する人いるんですかね?

投打に勝るとかいう話だと、かなり主観が入ると思いますし、野球の試合だってその日その日で違った展開になることもしばしば。
(プロ野球の試合だって、二桁得点の次にゼロとかあります)
純粋に決勝に残った2チームにすれば、誰もが納得できると思いますが、どうでしょう・・・

聖隷クリストファーの生徒がかわいそうです。
こういうことが世の中にはあるよ、ということを学ぶという意味はあるかもしれないけど、高校生には厳しい出来事ですね。

ネット上でも、批判が多かったですね。
例えば、

「東海大会の準決勝をスポーツブルの配信で観戦していたが、劇的な逆転サヨナラ勝ちで両校の選手が号泣するという非常に熱い試合だった。
あの瞬間、聖隷の選手達は余程の事がない限り甲子園は間違いないと確信した事だろう。
翌日の決勝戦は日大三島に敗れたとはいえ、3−6という結果だったし、準優勝したという功績が霞む事はないと思っていたけど…
「投打に勝る」なんて曖昧な理由で大垣日大が選ばれたのは到底納得が行かないし、ただ単に高野連の連中の好みだけで落とされたとしか思えない。
抗議しても覆る訳もないし、こればっかりは受け入れるしか仕方ないが、選手や関係者の心中を察すると気の毒でならない。
あれから約3ヶ月、甲子園出場を疑う事なく練習に取り組んできただろうになぁ…」

などみんな思っていることは同じだなぁと思いました。
大垣日大も逆に微妙な気がしますが、どうなんでしょう・・・

「お子様は遠慮なく泣かせてください」

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

今日仕事をしていると、ネットでほっこりするニュースをみました。
以下、引用します(J-CASTニュースより)


北海道帯広市のラーメン店「中華そば マル藤商店」が、子連れ客へ向けて掲示した張り紙が、ネット上で称賛を集めている。

なぜこうしたメッセージを客に伝えるのか?J-CASTニュースは2022年1月25日、店主に聞いた。

「楽しく、美味しく過ごしてほしい」
店は3児の父でもある藤川純さんが店主を務める。子供はそれぞれ9歳、7歳、2歳。

話題となっている張り紙は、「お子様連れのお客様」と題したもので、

「お父さん、お母さんが順番に食べられるように、ラーメンをお出しするタイミングをずらしてお持ちいたします。どうぞ遠慮なく申し付けください」
「ベビーフードの温め、ミルクのお湯などもお気軽に」
と伝えている。

下方には大きく「せっかくの外食なので盛大に散らかし遠慮なく泣かせてください」と書かれている。

この張り紙を店のインスタグラムで12日に紹介したところ、大きな反響を呼んだ。藤川さんは投稿で「しつけのためならしょうがないところもあるとは思いますが」と前置き、

「せっかく大好きなパパママとご飯を食べに行く時くらいは、怒られたり、注意されることなく、楽しく、美味しく過ごしてほしいです」
と切望する。そして親に対して、

「お店や他の人に気を使うことなく、気持ちに余裕をもって子供に接してほしいです
とは言われても気を使うのはわかってますが
子供がうるさくするのは楽しいの裏返し 散らかすのは甘えたいだけ」
として、「うちにいる間だけは思いっきり甘やかしてください」と訴える。

投稿は9万件以上の「いいね」を集め、コメント欄に「感動しました」「とっても心が温かくなり涙が出ました」といった声が寄せられるなど反響を呼んでいる。


 

 

店主の過去に勤めた飲食店のなかには、子連れ客を注意する店もあったといいます。
店主は、事情は分かるとしながら「気持ちの良いものではないなと個人的に思ってはいた」と話しているそうですが、店主の行動もなかなかできるものではありません。

このコロナ禍のなかで、外出もできずギスギスしたなかで食事というのは重要なウエイトを占めるものといえます。
そのなかで、たしかにピリピリしていては楽しみの食事の時間も台無しですね。

子連れ禁止というフランス料理店もありますし、いろいろな店があると思いますが、こういう店があると知るだけでもほっこりします。
自分も乳飲み子がいますが、ベビーフードの暖めはどこでも苦労していて、冷たいまま食べさせるしかないときもあり、何てありがたい話なんだと感動します。

お互い様で、おかげさま

自分も、この言葉を忘れないようにしたいと思います。

スーパースターがいないスーパーチームはなぜできたのか?

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

もう北京冬季五輪が始まる次期ですが、昨夏の東京五輪で女子バスケチームが銀メダルを獲得したことは記憶に新しいと思います。

体格は小柄でスーパースターと呼べるような選手もいないなかで、準優勝という快挙を成し遂げた背景には、トム・ホーバスヘッドコーチ(現男子チーム監督)の教えがあったようです。

3つのスキルに特化して体格差を克服

トム・ホーバスヘッドコーチは就任時に、「東京五輪の決勝でアメリカと対戦する」と宣言しました。
それまでの日本の最高成績はベスト8。
その言葉を聞いた誰もが「小柄な日本人選手では難しい」と夢物語のように思っていたでしょう。

しかし、ホーバスHCは、アメリカとの対戦を信じて戦略的に動き出します。

小柄な日本人選手でも世界と互角に戦えるように、「スピード」「ハードワーク」「3ポイントシュート」の3つのスキルを高めることに特化しました。身長の高い選手を凌駕するスピード、40分間続けられるハードなディフェンス。また、無数に用意されたフォーメーションを記憶し、相手や戦況に応じて使い分ける。

3ポイントシュートの成功率をあげて、得点力を高める。
こうした練習の成果が試合でも発揮され、次々と世界のチームに勝利していきます。

なかでも3ポイントシュートの成功率は38.4%で出場国中トップ。
強豪フランスとの準決勝では50%の成功率で勝利の原動力となりました。

決勝では、6連覇中のアメリカに敗れたものの、「小柄な日本チーム」でも世界でに通用することを証明した東京五輪となりました。

いよいよ2月になれば、北京五輪です。
スノーボードにジャンプ、スケート、フィギュアスケートなど日本選手の活躍が楽しみですね。頑張って欲しいです。

大戸屋

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

今日夜豊田市唯一の大戸屋に行ったのですが、今月末で閉店だそうです。
大戸屋は、少し高めだとは思いますが、バランス良い食事が取れるお店なので重宝してました。
岡崎の大戸屋は午前中の期日の帰りによく寄っていたのに、岡崎井田西店も閉店してると聞き、ショックですね。。

大戸屋は東京にいた時にかなりお世話になっていたお店で、チキン母さん煮定食は何回食べたかわかりません。
今日豊田前山店の最後の注文もチキン母さん煮定食にしました。

まだ綺麗なお店で、残念です。。

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