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ごあいさつ

スーパースターがいないスーパーチームはなぜできたのか?

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

もう北京冬季五輪が始まる次期ですが、昨夏の東京五輪で女子バスケチームが銀メダルを獲得したことは記憶に新しいと思います。

体格は小柄でスーパースターと呼べるような選手もいないなかで、準優勝という快挙を成し遂げた背景には、トム・ホーバスヘッドコーチ(現男子チーム監督)の教えがあったようです。

3つのスキルに特化して体格差を克服

トム・ホーバスヘッドコーチは就任時に、「東京五輪の決勝でアメリカと対戦する」と宣言しました。
それまでの日本の最高成績はベスト8。
その言葉を聞いた誰もが「小柄な日本人選手では難しい」と夢物語のように思っていたでしょう。

しかし、ホーバスHCは、アメリカとの対戦を信じて戦略的に動き出します。

小柄な日本人選手でも世界と互角に戦えるように、「スピード」「ハードワーク」「3ポイントシュート」の3つのスキルを高めることに特化しました。身長の高い選手を凌駕するスピード、40分間続けられるハードなディフェンス。また、無数に用意されたフォーメーションを記憶し、相手や戦況に応じて使い分ける。

3ポイントシュートの成功率をあげて、得点力を高める。
こうした練習の成果が試合でも発揮され、次々と世界のチームに勝利していきます。

なかでも3ポイントシュートの成功率は38.4%で出場国中トップ。
強豪フランスとの準決勝では50%の成功率で勝利の原動力となりました。

決勝では、6連覇中のアメリカに敗れたものの、「小柄な日本チーム」でも世界でに通用することを証明した東京五輪となりました。

いよいよ2月になれば、北京五輪です。
スノーボードにジャンプ、スケート、フィギュアスケートなど日本選手の活躍が楽しみですね。頑張って欲しいです。

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