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ごあいさつ

いいニュースと悪いニュース

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

昨日、サッカーW杯で日本代表がポーランド代表に敗れたものの、ベスト16入りを決めました。
最後のパス回しによる時間稼ぎについて賛否両論ありますが、個人的には賛成ですね。

あくまで目標は、グループリーグ突破であるので、そのために確率が高い行動をとる、すごく合理的だと思います。
この作戦は、他会場でもしセネガルが同点ゴールを決めていれば、史上最大の愚策として総叩きにあうというリスクのある作戦でもありました。

ドイツ大会など前評判の高かった日本チームが、攻撃的な試合運びを行なって一勝もできず、グループリーグ敗退となった記憶もあります。
やはり、グループリーグは、内容より結果だと思います。他にも覇気がない試合と批判された試合もありますが、それもグループリーグの3試合トータルでみれば、何らおかしいことはないと思います。

ただ、決勝トーナメントは別です。
目標は、絶対勝利であり、負けてもいいから時間稼ぎをしてパスを回そうなどという感覚はありません。
したがって、多くの批判を浴びた日本代表ですが、この批判を次の試合で何倍にもして返して欲しいですね。
次勝てば、あの批判などどこ吹く風になると思います。

悪いニュースは、最近まで名古屋地裁岡崎支部におられた優秀な裁判官が、判決文を未完成のまま判決を言い渡したとして懲戒処分を受け、退官の意向を示しているというニュースです。

ニュースだけをみると、何て酷い裁判官だ、許せんという思いを抱く方もいるかと思いますが、極めて優秀な裁判官でした。私もこの裁判官が岡崎支部におられた3年間くらい事件で顔を合わせたこともありましたが、事件の筋や証拠などの見方、和解のタイミングなど全てが優秀で、この裁判官に事件が配属されたときは、「これできちんと判断してもらえる。」と安心したものでした(実際、事件も適切に処理してもらえ依頼者も喜んでおりました)。

このような優秀な裁判官ですが、このようなニュースになるとは非常に残念ですね。
辞められるとなるとその地域の弁護士も非常に残念に思うと思いますし、その地域の方にとっても非常に残念だと思います。この裁判官の判断なら仕方がない、と思えるような裁判官は、正直それほど多くはないです。

理由はわかりませんが、忙しかったのでしょうか。非常に残念でなりません。
裁判官を辞められても弁護士登録はできますので、またどこかでお会いできればと願ってやみません。

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