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ごあいさつ

試験観察

最近の少年事件の審判で、結果は「試験観察」となりました。

試験観察とは、少年に対する終局処分を一定期間留保し、その期間の少年の行動等を調査官の観察に付するために行われる中間処分であり、簡単に言うと「保護観察処分」か「少年院」かを決めるお試し期間といったところでしょうか。

今まで数多くの少年事件に携わってきましたが、試験観察はほとんどありませんでした。初犯であれば保護観察、複数回目であれば少年院というケースがオーソドックスであり、試験観察にするような事案が少ないだけでなく、調査官も保護観察か少年院か決めた方が負担も少ないということもあるような気がします。

今回の調査官は、非常に熱心な方で、少年のことを本当に立ち直って欲しいと思っています。その少年に必要な環境が整うまで2週間に1度、裁判所で保護者と少年と面談すると話していました。少年も鑑別所から自宅に戻ることはできたとしても、この期間次第で、「保護観察処分」となるのか「少年院送致」となるのかが決まるので、必死です。

試験観察は、調査官と随時連絡をとって情報を共有するなど、連携・協力することが大切ということですが、これがまた難しい。
弁護士は、少年事件だけではなく、刑事事件や民事事件をたくさん抱えており、調査官の指定した面談日にすべて立ち会うのは非常に困難なんですよね。
少年と保護者と連携をとって情報をこまめに収集していかないといけません。
少年の処分は、まだ未定なので、見守りながら、そして時には励ましながら、応援していきたいと思います。

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