外国人の刑事弁護
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
さて、最近は、2件続けて外国人の国選弁護人を担当しています。
外国人の刑事事件の場合、大変なのが言葉の壁です。
通訳が必要ですし、通訳人も全国の裁判所や警察署を飛び回っているので(希少言語の場合は、さらに忙しい)、なかなか接見の予約がとれないのが辛いですね。
今日外国人から接見要望が入っても、通訳人の関係でその日に行けないケースも多いです。
(日本人だと通訳不要なので、要望が入ればすぐ行くようにはしてますが、外国人は・・・)
最近は、日本で生活している外国人も多いですが、犯罪を犯してしまう外国人の方も増えてきているように思います。
外国人の方は、在留資格等にもかかわってくるため、日本では犯罪を犯さないように生活してもらいたいです。
最近は、ペルー人、フィリピン人と続いていますが、フィリピン人は英語を使える人もいるので、片言の英語で何とかなるケースもあります。
今まで中学生の英語とか、役に立ったことないと思ってましたが、最近中学レベルの英語がけっこう日常会話では大事なんだなと思ってます。
今回は、被害者に弁償ができたので、処分は罰金となる見込みで、その外国人には帰り際、手を合わしてお礼をいただきました。
そういうのみると、また頑張りたくなりますね!
- 2019-11-11