ホリエモン
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
今日は、社会福祉協議会の相談が入っており、1日仕事デーでした。
グランパスのホーム最終戦でもあったので、交通は渋滞ばかりで、移動にも苦労しました。
さて、最近ホリエモンの「ゼロ」を読んでいます。
昔勝った本ですが、忙しくてずっと本棚にあったもので、最近読んでいます。
ホリエモンの考え方は、どれも共感できることが多いですし、本質をついているので、どんどんページが進んでいきます。
この本で、ホリエモンは、強制捜査や裁判、有罪判決、収監などすべてを受け入れているんですね。
「おそらくそう思えるのは、人生をぐるりと一周しきったいま、再びゼロに戻って新しい人生のスタートを切ることができたからだ。ここからなにかがはじまる、確かな手応えがあるからだ。僕は生まれ変わったわけではない。悔い改めたわけでもない。ただゼロに戻り、もう一度スタートを切って働こうとしている。それだけなのだ」
どれだけエネルギッシュな人なんだろう。
この本を読んでいてうれしかったのは、自分の考えと一致している部分がみられたこと。
ホリエモンは、この本で「堀江さんの座右の銘は何ですか」と聞かれたら、「諸行無常、ですよ」と答えることにしているそうです。
「これは座右の銘でも仏教的な心構えでもなく、世の中の真理だ」とあります。
そして、「万物は流転する。すべては流れる川のように、ひとときとして同じ姿をとどめない」、そう言っています。
これは自分も大事にしている考えで、全く一緒です。
「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり」(昨日の鐘の音と今日の鐘の音は同じということはなく、それぞれ違うといった意味)
徒然草だったと思いますが、昔の日本にはこのような当たり前の概念がありました。
だんだん忘れられていますが、この当たり前の考えができなくなってくると、いろいろ問題が起きてくると思っています。
やはり読書は、人間を成長させますね。作者と会話ができる、それが読書のいいところ。
ホリエモンと会話したような気がして、一歩成長できた気がします。これからも読書ができるよう時間をつくっていきたいですね。
- 2019-12-08