麒麟がくる~次回比叡山焼き討ち
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
本日は、織田・徳川軍と朝倉・浅井勢が激突した姉川の戦いがありましたが、あっさりとした扱いでした。
金ケ崎の退却戦もあっさりしていましたが、コロナ禍の今、大がかりなロケはできないということは理解しておく必要はありますね。
次回は、いよいよ比叡山焼き討ちです。朝倉義景に好意を抱いたことがない光秀がどう叡山を攻めるのか要注目です。
多くの歴史ドラマでは、女や子どもも皆殺しにしろという信長に対して、常識人の光秀が「とんでもない!」と言って反対するというように描かれがちです(過去の大河でもそうなっていたと思います)。
しかし、実際の光秀は、そういうイメージとは違ったようです。
実は焼き討ちの数日前に光秀が味方に出した手紙が残っていて、そこにはこう書いてあったそうです。
「比叡山のふもとにある村のヤツら、非協力的だから全員『なで切り』(=かたっぱしからぶった切って、みな殺しにする)にしてしまえ。そうすれば、自分たちの思うようになる」
このように光秀は、焼き討ちに反対するどころか、むしろ積極的だったという記録があるんです。
この焼き討ちが行われた後、光秀は信長から褒美として近江国に領地を与えられ、そこに坂本城という自分の城を建てています。
これは光秀が比叡山焼き討ちでの活躍を、信長に高く評価されたからと考えるのが自然に思います。
麒麟がくるでは、現在は信長の家臣にはなっていませんが、そろそろ信長の家臣にもなっていくはずで、そこのところもどう描かれるか楽しみです。
筒井順慶が初めてでてきましたが、筒井順慶は光秀の与力となる大名で、最終的には(迷うものの)光秀に味方はしない決断をしています。
丹波攻めなどでの筒井順慶との協力など描かれるのか、楽しみですね。
- 2020-11-16