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ごあいさつ

美馬投手の話

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

今日から仕事初めという会社も多かったと思います。
当事務所は「6日」から仕事初めですが、日常生活が始まったという感じですね。

昨年末に千葉ロッテの美馬投手のお子さんの話がニュース番組で取り上げられていました。
先天性四肢欠損症で右手がない長男は昨年10月11日に誕生し、妻のアンナさんはインスタグラムで、「右手首欠損症という形成不全です。分かりやすく言うと右手首から先がありません」と報告していました。

楽天のエースでしたが、千葉ロッテに移籍した理由が、家族のためということもわかり、目頭が熱くなりました。
妻のアンナさんは「びっくりを通り越して『無』」だったそうで、その後は「申し訳ない気持ち、五体満足で生んであげられなくてごめんねという気持ち」だったそうです。

しかし、大学時代の友人や実母から励まされ、前向きになっていったそうです。
美馬投手からも「おなかの中で(障がいがあると)分かっていたとしても『生んでくれ』と言っていたし、自分たちの子供に生まれて本当に良かったと思わせてあげられる自信がある」と告げられたと語りました。

お子さんのことを最高の宝物と言っていますし、自分たちの子供に生まれて本当に良かったと思わせてあげられる自信がある、という言い方に美馬投手の強い意思と、前向きな人間性に感動しましたし、これからも応援したいと思いました。

昨年9月14日のアンナさんのインスタグラムでは長男が左手で硬球を投げて美馬とキャッチボールをする様子もアップされていたようで、医師から、同じ右手欠損の障がいを抱えながらメジャーリーグで活躍したジム・アボットさんの著書を渡されたそうです。

美馬投手が「子供達に勇気を与えたくてやっていたけどこれからは違う。自分がミニっち達に勇気をたくさん与えてもらうから頑張れる」と思いを新たにしたそうです。

人間、謙虚でいないといけないなと思っていますが、美馬投手の話を聞くとまだまだだと思わせれますね。
この医師のアボットさんの著書を渡す話も、いいですね。

ちなみに、自分の高校時代の一つ上の野球部の先輩に、右手が使えない先輩がいましたが、まさに「アボット君」ともいうべく、見事なグラブさばきでした(打撃も遠心力を使った打法でよかったです)。
愛知県大会ベスト16に入ったときは、NHKの全国ニュースでもそのグラブさばきが放映されたと記憶しています。

その先輩は、東大進学、外務省入省とエリートコースを邁進していますが、そういうハンデもありながら乗り越えようと小さいときからしていたのだと思います。人間力が素晴らしいのですよね。
100%を捨てないといけない、と今日NHKのニュース番組で述べられていましたが、本当にそう思います。
完璧な人間なんていないわけで、それぞれがどう前向きに頑張っていけるか、それを追求すべきだと思います。

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