司法試験合格発表
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
昨日、司法試験漏えい問題があるなか、司法試験の合格発表がなされました。
予備試験通過者が初の1割超えということで、やはり予備試験組は強いですね。
5月までいた事務所に予備試験合格者が修習に来ていましたが、やはり優秀ですし、四大事務所にも早々に内定をもらっており、まさにエリートという感じでした。
前の事務所は一般民事中心だったので、修習しても渉外業務にあまり関係がないな、と思いながら指導してました。社会勉強という程度かもしれませんが。
例の明大教授ですが、女子学生に恋愛感情があったとの供述をしているようですね。
やはり、問題をつくる教授が学生を教えるという構図に問題があるように思います。
学者を入れないことが事実上難しければ試験委員は、法学部教授にとどまり、ローでは教えないというように変な感情がわかないような制度が必要な気がします。
司法試験を目指して一生懸命みんなやっていますので、教授からしてもなんとか合格させたいと思う場面が出るのも理解できます。
モラルに頼るしかない現状よりも、性悪説をもとに制度設計をした方がいいと思います。
合格された方は、これから修習ですね。
あっという間ですし、弁護士になってからもっと修習でいろいろ聞いておけばよかったとか思うことが多いので、積極的に修習していただければと思います。
多少図々しくても許される1年ですしね。
- 2015-09-10