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ごあいさつ

2022 7月一覧

捜査車両に「エアタグ」

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

昨日のニュースをみていたら、見覚えのある建物が写っているなと思ったら、やはり豊田警察署でした。

捜査車両に「エアタグ」、犯罪組織が警察の動向把握か…iPhoneアプリで位置特定

愛知県警豊田警察著の捜査車両に今年5月、位置情報を特定できる小型機器が取り付けられていたことが捜査関係者への取材で判明したそうです。
県警は、犯罪組織が警察の動向を把握するために取り付けた可能性があるとみて調べているようですが、紛失防止のための器具がこのような使い方をされ驚きました。

捜査関係者によると、取り付けられていたのは、500円玉ほどの大きさの米アップル製「Air Tag(エアタグ)」で、iPhone(アイフォーン)のアプリと連動させて、現在地を把握することができるというもの。
財布やかばんに付けると、紛失時にすぐに捜し出せるもので、市役所等で外部にパソコン等を持ち出すときにこれが必須になっているケースもあるとか聞きます(そういう使い方がスタンダード)。

今年5月、県警豊田署に駐車していた捜査車両を使おうとした捜査員が、マフラー部分にエアタグの入った小さな箱が取り付けられているのを見つけたようで、県警が回収し詳しく調べているみたいですね。
警察署には、出入り口のところに長い警棒をもった警察官が立っていたりするものですが、夜とかはみませんし、一日中というわけでもないと思います。
防犯カメラをとりつけるなどの措置も必要かもしれませんね。

それにしても、よくいく場所がニュースでうつっていたのでビックリです。
(警察署に止めてある警察車両にこのようなことをするなど、度胸がありますね)

長時間残業の是正を

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

さて、2023年4月1日から、中小企業の月60時間超の時間外労働に対する割増率が 50%に引き上げられます。長時間残業の是正はますます早急の課題となります。

労働基準法では、労働時間の抑制のために法定労働時間を超える時間外労働や休日労働に対して割増賃金が設定されていることは広く知られていますが、大企業の割増率が既に「月間60時間以下は25%」「月間60時間超は50%」と二段階に設定されていることはあまり知られていません。

そして 2023年4月からは、大企業のみが対象となっていた二段階の割増率が中小企業にも適用となります。

仮に、月給20万円の人に80時間の残業をさせた場合、今までと比べて月間5882円賃金が上がる計算になります(併せて、賃金に連動した社会保険料等のコストも上昇することになります)。

2020年4月の民法などの改正により、未払い残業代など賃金請求権の時効が2年から5年に延長されました(これは結構大きいです)。
ただし、当面は経過措置として3年とされていますので、この改正も考慮すると、改正から3年経過する2023年4月以降に未払い残業代請求件数及び請求金額が大幅に増加する可能性があります。

法改正に合わせて労働者側弁護士による未払い残業代請求のPRも盛んになることが予想されます(某事務所のように)。
もちろん長時間労働は労働者の健康増進のためにも避けるべきですが、金銭的な面でも本格的に対策していく必要があると言えるでしょう(残業を減らす仕組み作りや就業規則の改訂など)。

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