初場所
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
大相撲の初場所は、横綱照ノ富士が昨年夏場所以来4場所ぶりの復活Vという形で終わりました。
優勝回数が日馬富士と並ぶ9回になり、横綱としての実績も着々と積み上げていますね。
優勝決定戦で敗れた琴ノ若も自己最多13勝目を挙げ、大関昇進の目安とされる「三役で直近3場所33勝以上」を達成しているので、大関昇進がほぼ確実となりました。
どんな口上がされるのか楽しみですね。
さて、大相撲の世界のことを「角界」と呼ぶ風習がありますが、なぜでしょう?
これは、「現在の日本相撲協会」が設立される大正時代まで「すもう」のことを「角力」と書いていたからだそう。
(当時は、協会名も「東京大角力協会」と名乗っていました)
「角力」も「相撲」も、もとは中国の古い文献に出てくる言葉だそうで、角力は力比べをして勝敗を争うという意味で、江戸時代から大正時代までは、すもうに角力の漢字を当てることが多かったそうです。
そこで、角力界のことを略して「角界」、角力好きを「好角家」と呼ぶようになり、それらの言葉は現在まで残っているというわけです。
一方、相撲は、本来は力持ちを集めて素手で組み合わせ、力の優劣を競わせることをいい、昭和以降はこちらを使って「相撲」と書くのが一般的になったというわけです。
最近は、毎年夏場所を観戦しており、相撲に興味も出てきたので、新しいヒーロが出てくるのが楽しみですね。
- 2024-01-30