いじめ予防授業のアンケート
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の代表弁護士米田聖志です。
さて、先日いじめ予防出張授業をしてきたと書きましたが、授業をした学校からアンケートの結果が送られてきました。
印象的だったのが、
「人権については、いじめによくかかわってて、私も一度死にたいと思ったときがあったのですが、先生の話を聞き、あの時死ななくてよかったと思っています」
「(いじめられても仕方がない場合があるか?という質問に対し)最初は、いじめられても仕方がない場合もあると思っていたけど、話を聞いていく中で、いじめられる子は全然悪くないなぁと思いました」
「(コップの一滴の話に対し)自分の言葉が最後の一滴かもしれないと思うと、怖くて仕方がないです。今後悪口はよそうと思います」
「僕はイジメている側かもしれません。なので弁護士さんの話は心にささりました」
「人は生まれながらに幸せに生きる権利があるということを知ってうれしかった」
といった生徒の純粋な言葉です。
正直負担も大きいのですが、こういう生徒たちの言葉を聞くとまた機会があればやりたいなあと思ったりもします。
人間には、奥底に残忍性があると思っています(真田丸の秀吉をみていてもそう思えるところはたくさんありますし、歴史を勉強すればたくさんそういう場面がでてきます)。
その残忍性(イジメもそれが現れますよね)をいかに理性や人権といったワードで抑えるか、それが教育であり、家庭や学校で学ぶことなんだと思います。
- 2016-06-10