顧問弁護士
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の代表弁護士米田聖志です。
さて、当事務所も開業1年を迎え、徐々に顧問契約を締結する企業も増えてきましたが、「顧問契約のメリットは何か」と聞かれることもあります。
例えば、取引に際し、法的な問題点をチェックしたり、契約書に必要な事項を盛り込んだりすることにより、事前に紛争を予防することができます。
実際に、当事務所の顧問先企業様にも、頂いたお電話で直ちに相談の本題に入り、10分から20分程度の電話回答でご満足頂けているケースも多数あります。その結果、気軽に相談できる専門家が身近にいるという安心感を得られるにとどまらず、紛争の芽を小さなうちに摘み取る「予防法務」の精度が飛躍的に向上する、ということがいえるでしょう。
また、例えば、「どこまでが法律問題として弁護士に相談すべきなのか、どこからが経営問題なのか、判断がつかない」、「こんな小さなことで弁護士にアポをとって、わざわざ相談してよいのかわからない。忙しいから後にしよう」など業務を行っていて感じることもあると思います。そこで、顧問弁護士がいないと、「小さなこと」と思うことや、「法律問題がわからない」ことをざわざわ弁護士に相談する気にはなれないということになることがあるかと思います。
しかし、こうしたことから、後に問題が大きくなってしまうことになりかねません。当事務所も、顧問先についての法律相談は、電話・メール・FAXでのご相談にも対応していますので、「今すぐ知りたい」といった相談には電話で即座に対応できますし、「あれ、これどう考えたらいいのだろう」と思い立ったときに、電子メールで質問すれば、迅速に回答を得ることができています。
その他にも、法務部門のアウトソーシングという側面(法務部をつくるには時間もコストも大きくかかるため、外注して費用を抑えるという側面)もありますし、いざ裁判等の事態になったときに弁護士費用の割引を受けられるといった側面もあります。
顧問契約は、医者でいえば「かかりつけ医」のようなもので、それぞれの企業の特性に応じて対応することで、日常的なサポートをしていくということですね。顧問契約先の社長さんと飲みにいくこともあり、そういった付き合いもプラスになっているように思います。
顧問先の企業様には、毎月1回事務所通信を送らせていただき、問題点のフラッシュアップをしていただいたり、法律問題について考えてもらうような機会を作ったりもしています。
- 2016-06-15