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ごあいさつ

裁判員裁判終わる

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

連日の殺人罪の裁判員裁判が終わりました。
判決があって次の日は振返り会といった反省会。けっこう大忙しでしたね。

判決は、求刑14年の11年でしたので、弁護人の主張がある程度認められたといえると思います。
(求刑14年という数字自体が殺人罪としてはそもそも低いので、そこからさらにと考えるとがんばった甲斐があったと思います)
犠牲にしたもの(睡眠時間、他の民事の事件の作業等)もありましたが、いざ終わってみると充実感はでてきました。
裁判員の意見も概ね肯定的な意見であり、パワーポイントで作ったカラーの資料も好評であったとのことで、よかったです。
一年に一度も経験しないと思われる裁判員裁判。
時間もとられますが、充実感は得られますね。

裁判員裁判は、基本的に複数の弁護人でやりますが、一緒にやる弁護人も大事だと思いました。
今回は、自分より裁判員裁判の経験のある同期でしたが、冒頭陳述も抜群で頼りになりました。
ただ、検察官と違って、民事事件や家事事件や破産事件等もあるので、この刑事での経験がうまく蓄積されるかというと刑事ばかりやっている検察官とは違うのですよね。
やはり刑事ばかりやっている検察官とのテクニックや経験の差は、いかんともしがたいと感じました。
弁護士会は、研修などで会員の経験を普遍化させる努力が必要かもしれません。

さて、最近こんなニュースがありました。
虚偽の募金会見 女性が謝罪

これは、普通に詐欺事件だと思います(金払っている人には既遂となります)。
自分の子ではなかったりしますし、そもそも善意の国民をだまそうとしたこと自体悪質ですし、事件化されないとおかしいでしょうという事件でしょう。
ここまで来るまでに誰か止めなかったのか、周りに信頼できる友達とかがいないんでしょうね。

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