猫ブーム
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
SNSなどが火付け役になり、猫ブームとなっているそうで、経済効果は2兆円らしいです。
ブームのきっかけは、SNSサイトで、かわいらしい表情やしぐさをみせる猫の写真や動画がアップされ、「かわいい。癒される」など、その姿に魅了された人が急増していることにあるようです(そういえば、テレビでマツコもいってましたね)。
メディアでも、猫を使ったCMは、最近1.5倍も増え、映画も「猫なんか呼んでもこない」「世界から猫が消えたなら」をはじめ、猫モノが多く公開されています。スマホゲームでも「ねこあつめ」「白猫プロジェクト」などが人気になってます。
書店では、猫の写真集や専門誌(「猫ぐらし」など)が並び、2000冊の猫本を備えた専門コーナーを設けた町の小さな書店は、売上が倍増し、全国から猫ファンが集まる聖地になっています。
赤字に悩む地方鉄道では、猫の駅長が全国から客を集めました。
身近なところでも猫をモチーフにした雑貨などが人気を集めています。いまやネコノミクス(猫の経済効果)は、2兆円をこえているとも言われています。
また、最近の統計では、犬と猫の飼育数に変化があり、犬は減っているけれども猫は増えているそうです。
例えば、2015年の統計では、犬と猫の飼育数は、犬が約992万匹、猫が987万匹とされ、犬は5年間で16パーセントも減少したのに対して、猫は5年間で2.7%増加しており、増加傾向にあります。
犬人気の減少には、3世代世帯や夫婦と子どものみの世帯が減り、一人暮らしや夫婦のみの世帯やシニア層の増加などの社会構造の変化が主な原因といわれています。
日中、家を空けている世帯では、散歩が必要な犬よりも、一日の2/3は寝ている猫の方が飼いやすく、飼育費用も犬ほどは掛からないといったこともあるようです。
- 2021-06-11
- comments(0)
- by 豊田シティ法律事務所