検察庁でパワハラ?
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
ちょっとショッキングなニュースですね。
検察官辞めて弁護士になることもできたのに、相当追い込まれてしまっていたのでしようね。謹んで御冥福をお祈りします。
以下、ニュースを引用しますと、
広島地検に在籍していた男性検事=当時(29)=が2019年に自殺し、両親が公務災害を申請することが両親への取材で分かった。男性は「上司から叱責された」と同僚に悩みを相談していた。両親は検察側から原因は不明と伝えられており「真実を知りたい」と話した。地検は「一切お答えしかねる」とコメントしている。両親によると、男性は公判部の検事だった19年12月10日、広島市内の自宅マンションで死亡しているのが見つかった。当時、広島地検検事で昨年退官した◯◯◯◯弁護士(38)は死亡の約1週間前、男性から相談されたと証言。「上司が机をたたきながら『司法修習生以下だ』と罵倒した」との内容で、書類作成を巡り必要以上に叱られたと話していた。◯◯弁護士はパワハラが自殺の一因と疑っている。男性のスマートフォンには知人宛てのLINEのメッセージが残り、19年12月2日には「修習生以下という趣旨と解されること」を上司に言われ「机バンバンみたいな感じになったわ」と記していた。同4日は検察官になったことを「間違ったかな」、同6日には「色々疲れたわ」と送っていた。(共同)
とのことです。
そもそも検察庁という組織自体が、体育会系なので、こういう体質なのかなという感じです。
ただ、修習生のときに検察庁修習をしましたが、厳しいお言葉というのはありましたが、愛の鞭と捉えてましたけどね。
時代がだんだん変わってきたのかなと思います。
上が昔の感覚だと、こういう結果になっていく可能性が増えるように思います。
昔ならよくあった話だと思いますが、今の時代は変わってきたと自覚して指導する方も気をつける必要がありますね。
自分も勤務弁護士を指導する立場なので、気をつけたいと思います。
- 2021-01-06
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- by 豊田シティ法律事務所