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ごあいさつ

2015 8月一覧

自分の法律論を他人に否定されたロー生

こんばんは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

自分の法律論を他人に否定されたロー生

ロースクールでは、ソクラテスメソッドがいいともてはやされたこともあり、授業中に議論が行われることも多々あります。
また、ゼミなどを組んでいると、いろいろな法律論談義になることも多いです。

このロー生は、48歳ということですが、会社員などを退職して法曹になろうとしたのか、司法浪人等をしていてロー生になったのか不明ですが、不満が出たときにこのような形で報復に出るとは法曹の資格がないといえるんじゃないでしょうか(相手のロー生に不満をぶつければいいのに、無関係な女性の名誉を毀損するなど筋違いでしょう)。

ロースクールでは、内部でカップルになる確率も高く、男女関係でドロドロしているところもあると思います。
けっこうどこのロースクールでも男女の問題でロースクール内に不穏な空気が流れることは多々あると思います(自分はロースクール内で男女関係で揉めるようなことはなかったですけどね)。

ひとついえるのは、法曹になることを志しているのですから、不満がでたときなどは、ぐっとこらえて冷静に、その行動の効果はどうなるかを想像してみるべきでしょうね。
自力救済は禁止されているのは、法曹では常識ですので。

これで、法曹になる道はたたれたような気もしますが(どうかはわかりませんが)、せっかく高い授業料と膨大な勉強時間を費やしているのですから、このような意に反する形で逮捕されるなど、本当に割に合わないと思います。

刑務所の食事

こんばんは。
豊田シティ法律事務所の弁護士のブログです。

これが日本と外国の刑務所の食事だ!

知り合いの地方議員の方とお話すると、刑務所の視察へ行くときに驚かされるのは、

意外にいい暮らしをしている

ということらしいです。

部屋にテレビがあり、食事も豪華、自分のその日に食べた朝食より豪華だったりするケースもあるそうです。

自分としても今年はまだ鰻を食べていないのですが、土用の丑の日に鰻が出たり、けっこう恵まれているなと思いました。

(正月にはおせち、バレンタインにはチョコ、雛祭りにはちらし寿司、土用の丑の日には鰻、中秋の名月には団子、クリスマスにはケーキ、被害者の命日にはおしるこがでるそうです。被害者の命日はそれぞれ違う日だと思いますが、記録をとっているんですかね)

ただ、エアコンは入ってないところが多いそうで、それだけは見ていて辛そうだと話しておりました。
最近も和歌山かどこかの拘置所で、熱中症で亡くなった方がいたように記憶しています。

今までの経験で、外の世界では生きていくのは辛いので、刑務所に入りたいから万引きした、と言った人がいました。
あまりに刑務所の食事等がいいのも考えものですよね。

無断で取下げ?

こんばんは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

賠償請求、無断で取下げ、懲戒請求

戒告で済んでいるみたいですが、これはいけませんね。

勝てる見込みがなくても、やる以上は最善を尽くすのが弁護士だと思います。
結果、勝つときは勝つし、負ける時は負けるので。
最善尽くしてもダメであれば、もともとそういう事案であるということであり、依頼者の方も納得して頂けるはずです。

依頼者の利益を最大限図るのが、弁護士だと思いますので、無断で取下げたり、和解したりはできません。

和解するときは、依頼者も裁判所に来てもらって同席のもと示談するのがベターですし、それが難しいなら書面で意思確認すべきですよね(自分もできるだけそうしてます)。

もともと取下げたくなるような内容(どう考えても勝てない内容)なのか、弁護士の訴訟のやり方がまずくて取下げたくなったのか、知りたいところ。

弁護士会がイベント

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

法廷見学や模擬裁判を体験

これは三重県弁護士会のイベントですが、私が所属する愛知県弁護士会でもやっています。

具体的には、サマースクールといって、クイズや弁護士とのトークや模擬裁判を行ったり、模擬裁判の出張授業や職場体験で事務所に中学生を迎え入れて、実際に法廷等へいってみたりしています。
(豊田市内の中学校でもやっています)

法廷傍聴等で裁判所へいけば、(運がよければですが)裁判官に直々に中学生に説明をしてくれたり、質問を受け付けてくれる場合もあります(法服も着れたりします)。
弁護士にも「何で悪者の弁護をするの?」とか質問がきますが、一般の方がテレビ等でみるニュース等と法曹のルール等のギャップの説明を毎回しますね。

無罪推定の原則
被告人は、犯人ではない
犯人かどうかを公判で決める手続

これらを説明するんですが、なかなか理解は難しいですよね。テレビでは、容疑者=犯人という形で報じられていますから。
刑事弁護の原則を忘れると、えん罪という事態が生じたりしてしまうので、この辺も説明します。

ただ、刑事裁判は被害者は当事者ではない立場なので被害者の方にスポットをあてると、なかなか理解しづらいでしょうね(意見表明や尋問等はできますが)。
少しでも理解してもらうよう、こちらも粘り強く説明しないといけません。

結局、刑事事件の弁護人は孤独なんですよね、世間を敵に回しても被告人の利益のために働く、という仕事なので。

ただ、こういう被告人にも味方になってくれる弁護士がつき適正な手続を受けられるという制度自体が、翻って世間の安心となっているということは、理解してもらいたいですね(どこかの国のように、○○やると極刑とかだと安心して生活できないですからね)。

弁護士の下腹部を切断 

こんばんは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

弁護士の下腹部を切断 男逮捕

衝撃的なニュースですね。
弁護士は、他人のトラブルに介入する以上、業務妨害に遭うリスクはあるのですが、
これは、容疑者の妻が法律事務所に勤めており、その事務所の弁護士と何かあってトラブルになったということだと思われます(不倫など)。

下腹部ということですが、どうやら局部のようです。
信じられませんね、本当に。

この容疑者、夢は法曹と書いてあり、大学院生ということなので、ロースクール生の可能性が高そうですね。

これで法曹の夢をあきらめなくてはならなくなったと思いますが、その前に何か方策がなかったのか、と思わずにはいられません。

とにかくおぞましい事件であり、どんな事情があったにせよ、絶対に許されない行為です。

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