自分の法律論を他人に否定されたロー生
こんばんは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
ロースクールでは、ソクラテスメソッドがいいともてはやされたこともあり、授業中に議論が行われることも多々あります。
また、ゼミなどを組んでいると、いろいろな法律論談義になることも多いです。
このロー生は、48歳ということですが、会社員などを退職して法曹になろうとしたのか、司法浪人等をしていてロー生になったのか不明ですが、不満が出たときにこのような形で報復に出るとは法曹の資格がないといえるんじゃないでしょうか(相手のロー生に不満をぶつければいいのに、無関係な女性の名誉を毀損するなど筋違いでしょう)。
ロースクールでは、内部でカップルになる確率も高く、男女関係でドロドロしているところもあると思います。
けっこうどこのロースクールでも男女の問題でロースクール内に不穏な空気が流れることは多々あると思います(自分はロースクール内で男女関係で揉めるようなことはなかったですけどね)。
ひとついえるのは、法曹になることを志しているのですから、不満がでたときなどは、ぐっとこらえて冷静に、その行動の効果はどうなるかを想像してみるべきでしょうね。
自力救済は禁止されているのは、法曹では常識ですので。
これで、法曹になる道はたたれたような気もしますが(どうかはわかりませんが)、せっかく高い授業料と膨大な勉強時間を費やしているのですから、このような意に反する形で逮捕されるなど、本当に割に合わないと思います。
- 2015-08-21
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- by 豊田シティ法律事務所