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ごあいさつ

2021 1月一覧

松永久秀自死、そして細川忠興登場

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

今日は、「麒麟がくる」の40話。
あと4回で終了とは悲しいですね。

それはそうと、初めて「細川忠興」が登場しました。
細川忠興は、細川藤孝の長男で、千利休門下の文化人としても名高く、明智光秀の娘・玉(のちのガラシャ)と結婚したことでも有名ですね。合戦に強く、文化人としても超一流な人でした(玉と結婚するのは来週みたいですね)。

本能寺の変では父藤孝とともに明智光秀への救援を拒否。
関ケ原の戦いでは東軍として活躍し、後に熊本県に移った大名で、あの細川元首相の先祖ということになります。

この忠興、「気が短い」ことで有名で、これが大きな欠点となっていました。しかもちょっと桁が違うレベルです。

忠興は、ガラシャを大変愛していましたが、その愛情はちょっと度が過ぎていました。
あるとき、庭師が作業中にちょっとよそ見をして、その方向にたまたまガラシャがいたとき、忠興は「貴様、嫁に色目を使ったな」と言って、庭師を手打ちにしてしまったといいます。

またあるとき、ガラシャが茶碗に髪の毛が入っているのをみつけて、そっと隠しました。
それをみた忠興は、台所に駆け込み、「妻にかばってもらうとは許せん」と言って調理人のクビをはねました。

そして、関ケ原の戦いが起きたときのことです。
ガラシャは西軍の人質になるのを拒否して自害しますが、同じ屋敷にいた長男・忠隆の妻は逃げ延びました。

「妻は死んだのに、なぜおまえは生きている!こんなやつは実家に帰してしまえ」

忠隆は「ムチャ言わないでください」と反対しますが、忠興は、「なら、お前も出ていけ!」と息子も勘当してしまいます。

その他にも、息子の乳母のちょっとしたミスを許さず、耳と鼻をそいで手打ちにするなど、ビックリすることばかりです。
忠興は、関ケ原の戦いの後、畿内に領地を与えられるはずだったのですが、井伊直政が「あいつ(忠興)はやばいから上方(京周辺)はダメです」と反対し、九州になったという話も聞きます。

あと、4回しかないので、十分味わいたいと思います。
本能寺にどうつながっていくのか、しっかり見ていきたいですね。
(今回の平蜘蛛をめぐる経緯で、少しそのあたりが垣間見えましたが、松永久秀がこの大河のキーマンでしたね)

緊急事態宣言でも、裁判は「ほぼ現状維持」の模様

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

東京都と神奈川、千葉、埼玉で緊急事態宣言が出されました。
また、週明けには、大阪、京都、兵庫が出される見込みで、愛知県も知事は要請する方向にみえます。

緊急事態宣言の影響ですが、前回はほぼ全ての裁判が延期となりました。
裁判が進まないことによる法律事務所のマイナス面も大きかったですし、何より依頼者の方への影響も大きかったですね。
今回は、裁判は基本現状維持だそうです。

裁判、ほぼ現状維持 前回は大部分停止、影響考慮―緊急事態宣言

記事によると、前回の裁判所の対応について、多くの法曹関係者は、被告の身柄拘束が長引いたり、破産申請が滞ったりするなど影響が甚大だったと指摘。
こうした問題も裁判所の判断に影響したもようです。別のベテラン裁判官は「判断が遅れることで生じる損失を考えると、今回裁判は止められない」と明かします。

民事裁判では、裁判所と弁護士事務所などをインターネットで結ぶ「ウェブ会議」が全国の地裁に広がっています。
今回の期間中、こうした会議をさらに活用する一方、証人などの長距離移動を伴うケースについては延期も検討するなど個別に判断する考えだそうです。

現に当事務所の名古屋本庁の事案では100%がウェブ会議での対応となっています。
事務所から裁判期日に参加する形なので、往復2時間以上かかっていたところから考えると、随分助かっています。

岡崎支部は、そこまで行っていないですが、支部も早く対応して欲しいですね。
ウェブ会議が一般化してくると、裁判所の近くに事務所を構えるという従来のスタンダードが崩れてくることになると思われます。
これは、依頼者の方の司法アクセスの観点からは、好ましいことだと思いますね。

岡口裁判官の要件事実マニュアル最新刊

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

岡口裁判官の要件事実マニュアルの最新刊が出たので、購入しました。
弁護士に必要とされる能力のうち、要件事実の理解は欠かせませんし、うちの事務所の勤務弁護士2人にも仕事に役立ててもらえればいいかなと思います。

今まで持っていたのが第4版だったので、どれだけ進化してるか楽しみです。
岡口裁判官はいろいろ騒がれていたりもしますが、尊敬出来る方ですし、頭も良いのでいつも応援してる方です。

こんなので処分していいの?って思っちゃうレベルなんですけどね。憲法の表現の自由からすればなおさら…
自分は最初から最後まで応援してます♪

検察庁でパワハラ?

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

「上司が机たたいて罵倒」 男性検事が自殺、パワハラが原因か

ちょっとショッキングなニュースですね。
検察官辞めて弁護士になることもできたのに、相当追い込まれてしまっていたのでしようね。謹んで御冥福をお祈りします。

以下、ニュースを引用しますと、

広島地検に在籍していた男性検事=当時(29)=が2019年に自殺し、両親が公務災害を申請することが両親への取材で分かった。男性は「上司から叱責された」と同僚に悩みを相談していた。両親は検察側から原因は不明と伝えられており「真実を知りたい」と話した。地検は「一切お答えしかねる」とコメントしている。両親によると、男性は公判部の検事だった19年12月10日、広島市内の自宅マンションで死亡しているのが見つかった。当時、広島地検検事で昨年退官した◯◯◯◯弁護士(38)は死亡の約1週間前、男性から相談されたと証言。「上司が机をたたきながら『司法修習生以下だ』と罵倒した」との内容で、書類作成を巡り必要以上に叱られたと話していた。◯◯弁護士はパワハラが自殺の一因と疑っている。男性のスマートフォンには知人宛てのLINEのメッセージが残り、19年12月2日には「修習生以下という趣旨と解されること」を上司に言われ「机バンバンみたいな感じになったわ」と記していた。同4日は検察官になったことを「間違ったかな」、同6日には「色々疲れたわ」と送っていた。(共同)

とのことです。

そもそも検察庁という組織自体が、体育会系なので、こういう体質なのかなという感じです。

ただ、修習生のときに検察庁修習をしましたが、厳しいお言葉というのはありましたが、愛の鞭と捉えてましたけどね。

時代がだんだん変わってきたのかなと思います。
上が昔の感覚だと、こういう結果になっていく可能性が増えるように思います。
昔ならよくあった話だと思いますが、今の時代は変わってきたと自覚して指導する方も気をつける必要がありますね。

自分も勤務弁護士を指導する立場なので、気をつけたいと思います。

美馬投手の話

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

今日から仕事初めという会社も多かったと思います。
当事務所は「6日」から仕事初めですが、日常生活が始まったという感じですね。

昨年末に千葉ロッテの美馬投手のお子さんの話がニュース番組で取り上げられていました。
先天性四肢欠損症で右手がない長男は昨年10月11日に誕生し、妻のアンナさんはインスタグラムで、「右手首欠損症という形成不全です。分かりやすく言うと右手首から先がありません」と報告していました。

楽天のエースでしたが、千葉ロッテに移籍した理由が、家族のためということもわかり、目頭が熱くなりました。
妻のアンナさんは「びっくりを通り越して『無』」だったそうで、その後は「申し訳ない気持ち、五体満足で生んであげられなくてごめんねという気持ち」だったそうです。

しかし、大学時代の友人や実母から励まされ、前向きになっていったそうです。
美馬投手からも「おなかの中で(障がいがあると)分かっていたとしても『生んでくれ』と言っていたし、自分たちの子供に生まれて本当に良かったと思わせてあげられる自信がある」と告げられたと語りました。

お子さんのことを最高の宝物と言っていますし、自分たちの子供に生まれて本当に良かったと思わせてあげられる自信がある、という言い方に美馬投手の強い意思と、前向きな人間性に感動しましたし、これからも応援したいと思いました。

昨年9月14日のアンナさんのインスタグラムでは長男が左手で硬球を投げて美馬とキャッチボールをする様子もアップされていたようで、医師から、同じ右手欠損の障がいを抱えながらメジャーリーグで活躍したジム・アボットさんの著書を渡されたそうです。

美馬投手が「子供達に勇気を与えたくてやっていたけどこれからは違う。自分がミニっち達に勇気をたくさん与えてもらうから頑張れる」と思いを新たにしたそうです。

人間、謙虚でいないといけないなと思っていますが、美馬投手の話を聞くとまだまだだと思わせれますね。
この医師のアボットさんの著書を渡す話も、いいですね。

ちなみに、自分の高校時代の一つ上の野球部の先輩に、右手が使えない先輩がいましたが、まさに「アボット君」ともいうべく、見事なグラブさばきでした(打撃も遠心力を使った打法でよかったです)。
愛知県大会ベスト16に入ったときは、NHKの全国ニュースでもそのグラブさばきが放映されたと記憶しています。

その先輩は、東大進学、外務省入省とエリートコースを邁進していますが、そういうハンデもありながら乗り越えようと小さいときからしていたのだと思います。人間力が素晴らしいのですよね。
100%を捨てないといけない、と今日NHKのニュース番組で述べられていましたが、本当にそう思います。
完璧な人間なんていないわけで、それぞれがどう前向きに頑張っていけるか、それを追求すべきだと思います。

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