郵便土曜休配 来秋から
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
現在、普通郵便は「土曜日」も配達されています。
その根拠は、郵便法という法律です。
現行法は、普通郵便物の配達頻度を「週6日以上」と定めており、法改正で「週5日以上」に緩和されるのを受け、日本郵便は日曜日に加え、土曜配達も取りやめるとのことです。
現在木曜日に出された普通郵便物を金曜日に受け取れるケースでは、利用者は土曜・翌日配達が廃止されると月曜日にずれ込むなどの影響を受けます。
その代わり日本郵便は速達料金を1割程度下げ、利用者の利便性に配慮するようです(1割下げても+200円はするでしょうから、速達にする人はどれだけ増えるか微妙だと思いますが、スピードを重視する場合は利用するでしょうね)。
日本新聞協会が山間部や離島への郵送による新聞配達に支障が出ると反対していたようですが、日本郵便は小型配達便「ゆうメール」で土曜配達を続けるということで、対処するようです。
正直言えば、当事務所も土曜日に郵便物を受け取ることで助かる場面もありましたし、不便になるといえば不便になります。
ただ、学校も会社も昔は土曜日もやっていたわけで、そのときの時代の法律ではないかと思います。
今更土曜出勤や土曜授業などは、人々にとって考えられないのと一緒で、土曜配達も配達員の確保などの点で難しくなってきたのかもしれません。
時代の流れとして仕方がないですね。
その他、普通郵便物の翌日配達も併せて廃止する考えだそうです。
翌日配達なんて制度があったことは知らなかったですが、もともと翌日に届いていない印象なので、これは受け入れやすいですね。
うちの事務所にとっては土曜休配の影響だけはありそうです。木曜、金曜日発送で急ぎの場合は速達利用などの対応で対処する必要がでてくると思います。
- 2020-10-17
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- by 豊田シティ法律事務所