三菱国産ジェット、事実上凍結へ 開発費巨額に、コロナで需要消滅
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
「三菱国産ジェット、事実上凍結へ」というニュースを目にしました。
ニュースでは、
三菱重工業が国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発費や人員を大幅に削減し、事業を事実上凍結する方向で最終調整していることが22日、複数の関係者への取材で分かった。新型コロナウイルスの流行が直撃し、納入先の航空会社の需要回復が当面見込めないと判断した。巨額の開発費を投じ、官民で約半世紀ぶりの国産旅客機を目指したが、ノウハウ不足で6度納期を延期していた。国の産業政策にも大きな打撃となりそうだ。
30日に発表する中期経営計画で詳細を説明する。今後は航空需要の動向を見ながら、事業を再開させるかどうかを検討するとみられる。
とありました。
航空業界では、LCCが事業廃止、ANAが冬期賞与ゼロ、保有航空機の半分売却といったニュースも最近目にしていたところです。
航空業界は、コロナ禍の影響を正面から受けてしまっていますね。
国産ジェットは、夢があり、応援もしていましたが、こういう結果になって残念です。
県営空港が近くにある小牧市や春日井市などでは、国産ジェットの部品製造など産業の期待も高かったと思いますので、それも残念ですね。
(知人が多くいる春日井でも期待が高かったと聞いています)
コロナ禍の影響はこれから続々と出て来ると思います。
何とか前を向いていきたいところです。
- 2020-10-22
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- by 豊田シティ法律事務所