名古屋高裁・地裁の食堂名物メニュー「大名天丼」
こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。
来庁者のおなかを平等に満たすのが裁判所の食堂であり、名物メニューが「大名天丼」です。
さて、名古屋地裁本庁の地下には食堂があり、修習生の頃はほぼ毎日通ってました(値段も比較的リーズナブルだったと思います)。
この食堂の看板メニューのひとつに「大名天丼」があります。主役のアナゴは長さ30センチと器から飛び出す特大サイズ。エビや野菜の天ぷらも添えられ、小鉢と冷ややっこ、みそ汁もつきます。税込み660円と原価割れのお得メニューのため木曜限定。1000キロカロリーとボリュームたっぷりなので、おなかをぺこぺこにしておくのが通らしいです。
行ったことない方は、裁判傍聴の際などに一度行ってみることをお勧めします(ただ、現在名古屋地裁では、出入口で所持品検査が義務付けられていますが)。
さて、名古屋の本庁といえば、つい最近岡崎支部で無罪となった養父の養女への性的虐待の控訴審があり、逆転有罪となったニュースがありましたね。
自分も週一回は名古屋の裁判所に行くのですが、こういう有名な裁判がある日は、多くのマスコミで裁判所周辺はにぎわっています。
今回は、わかりやすくいうと「抵抗困難」なのか「抵抗不能」なのかという考え方の違いであり、抵抗困難が無罪、抵抗不能が有罪といった構図になると思います。
マスコミレベルですが事実を追っていくと「抵抗困難」なことは事実だが、「それが不能かどうか」という点については微妙な点もあるように思います。
やったことは最低な行為であり、許せない気持ちはありますが、刑法上有罪か無罪かは別。
いろいろな意見があり、上記判断の違いでどちらもありうる事案だと思いますので、弁護人としては上告をすすめるんだろうなぁ。。
- 2020-03-16
- comments(0)
- by 豊田シティ法律事務所