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ごあいさつ

2020 3月一覧

いつまで

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

新型コロナウイルスの影響がやみませんね。
「何とか持ちこたえている」というのが今の専門家会議の見解のようです。

改善はしてないけど、悪化もしてない、そういうことでしょうか。
(自分のイメージでは、土俵際で押し出されそうなのを必死に耐えている感じ)

自分もあまり行かない方がいいと暗に示唆されたスポーツジムには、今行ってないです。
(さすがにあそこまで言われるとあと数週間は自粛しようってなりますよね。万一に備えて)

自分は、沖縄が好きで沖縄に行きたいなぁと思いながら仕事がんばったりしているのですが、この状況では難しそうですね。

沖縄というと、シークワーサー。
シークワーサーは、もともと沖縄の方言で、シーは「酸っぱい」、クヮーサーは「食わせる」という意味で、「酸を食わせるもの」という意味があります。

さらに、名前のルーツをたどってみると、沖縄の伝統織物「芭蕉布」に行き当たります。
芭蕉布は、着物のほか、ネクタイやテーブルクロスなど、様々な工芸品に加工される織物で、サラリとした心地よい手触りが特徴です。

しかし、織り上げた直後は手触りがやや固く、ゴワゴワしていて、そこで繊維をかんきつ類の果汁に浸して柔らかくするという習慣があったそうです。
その果汁を「布に酸を食わせるもの」と呼んだことから、シークヮーサーという名前がつけられたそうです。

早く収束して欲しい。。

新入社員の「身元保証」について(まとめ)

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

さて、数回前の民法改正「身元保証」の点について、あれからいくつかお問い合わせを受けましたので、少しまとめてみます(詳しくは、数回前の記事をご覧ください)。

民法の改正により2020年4月から入社時の「身元保証書」に損害賠償額の上限記載が義務付けられます。

終身雇用が終わって流動化が多くなった現代において、身元保証書については随分と形骸化しているのではないでしょうか。
(きちんと提出管理、更新管理をしている企業はほとんどないように思います。相談を受けた顧問先企業は大きな会社ですが、身元保証を根拠に損害賠償などしたことはないようです)

身元保証書に関連した営業提案といえば、やはり就業規則関係でしょうか。

就業規則の作成、変更、アップデートなどの需要をキャッチする上で、今回の法改正情報を活用すると良いと思います。

なお、身元保証書よりも、これからは採用選考の段階で「病歴」や「労働者権利意識の程度」を重点的に確認した方が実用的でしょう(こちらの方が後々問題になる可能性が高いので)。

労働者としての権利意識の程度を測ることは難しいですが、前職の企業規模、労働環境や退職理由などから類推することができます。
大企業で勤めた人が零細企業に転職して労基法上の権利を強く主張してトラブルになるケースは割と多いのでそのようなミスマッチを未然に防ぐ必要も中小企業によってはあると思います。
これを機に、一度社内体制を考え直してみるのもいいですね。

横山光輝「伊達政宗」

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

最近、横山光輝の「伊達政宗」全8巻をベッドにおいて少しずつ読んでいます。
織田信長でも全6巻なのに、伊達政宗は全8巻とは、けっこうしっかり作られているイメージですね。

一回目読破して、今二回目に入っているのですが、このシリーズで気づいたのが徳川家康についての評価。

司馬遼太郎は徳川家康の評価が低いと感じられる表現がけっこうありましたが、この横山光輝の伊達政宗は、徳川家康の評価が高い。
豊臣家をめぐるやり取りでも、他の本では秀吉が死んだあと、どんどん徳川家が豊臣家を追い詰めていったように書かれていて家康が狸のように書かれていますが、
このシリーズでは徳川家康は最後まで秀吉との約束を守ろうと誠実に動いたということがけっこう強調されています。

石田三成の評価もそうですが、光の当て方で人間の評価というのはかなり変わりますね。
自分は、家康公の生まれ故郷岡崎に近いところに住んでいますし、豊田は松平家の発祥の地でもありますので、家康の評価がいい方が気分がいいです。

人物の評価は、それぞれがやることですが、自分はその武将の言葉などからその武将の評価をしています。

家康の言葉でも有名なのは、「人の一生は重荷を背負って遠い道を行くようなもの。急ぐべからず。」といった内容の言葉ですが、我慢も大事ということですし、そのとおりだなと思います。
自分も「あわてず、あせらず、あきらめず。継続は力なり」という言葉(誰が言ったかは忘れました)をけっこう昔から大事にしています。
その家康の評価が高い横山光輝の伊達政宗。毎日寝る前の楽しみになってます。

伊達メガネ。
伊達じゃないね。
伊達巻。

伊達政宗が原因となって作られた言葉もけっこうあります。それらの理由を知るのにもこの本は役立っています。
この本の後は、大河ドラマ視聴率歴代ナンバーワンの「独眼竜政宗」を見たいですね。

少年審判

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

今日は、少年審判で裁判所へ行ってきました。
少年審判をやるのは、一年に一度くらいなのですが、通常の刑事裁判とは異なりますね。

少年審判は、基本的に「教育」的な手続で、少年にとって何が一番いいかという観点から、裁判官、調査官、付添人(弁護士)が考えます。
このなかでも家庭裁判所調査官という方は、調査を行ったり、心理学を学んでいたりで、かなり重要な地位を占めているといえます。

弁護士は、少年の家族や兄弟から、「どうやったら早く家に戻ってこれるか」みたいな視点で話をされることが多いのですが、いくら家に戻っても監督する人がいい加減だとまた繰り返しをするに決まっているので、環境調整も大事です。賛否はあると思いますが、自分は「少年院も仕方ない」といった意見を書いたこともあります(それは連れ子の再婚だったり、複雑な家庭だったりするはするのですが、親が二回目だからもう知らんとサジをなげてしまったようなケースです)。

いくら付添人が一生懸命関わると言っても、1ヵ月程度であり、少年にとっての大半の時間は保護者と生活します。
なので、保護者がサジを投げてしまったら、少年自身もかわいそうですし、付添人がどうこうすることは難しい面があるんですよね。

今日の少年は、素直な心が残っていて、親の話に涙を流すなど、何かいい方向に進むような瞬間を目にしました。
少年は、可塑性があるといいますが、ちょっとしたきっかけでいい方向にも悪い方向にも行ってしまいます。なので、付添人としては、付き合う人間との距離感なども伝えたいと思ったりはします。今日も審判のなかで、交友関係について質問したりしました。

結果は、試験観察で、結論は一カ月程度先とのこと。
事案的には少年院もあり得ただけに、調査官の判断に感謝です。

今回の調査官の処分意見は、秀逸で本当に素晴らしいなと思いました。
試験観察って、週1回程度面談したりしないといけないですし、少年のことを思ってないと書けないと思うんですよね(少年院送致にした方が調査官の仕事は楽にきまってる)。
少年には、この調査官の心意気に是非答えてもらいたいですね。
(そういえば、数年前に試験観察だけど面談は弁護士事務所で付添人がやり、その都度報告書を上げるように要求した高齢の調査官がいましたが、それもどうかとは思いました。それを受け入れなかったら少年院だったので、やりましたけど)。

少年は1ヵ月以上、鑑別所などで家から離れていました。
久々の自宅でゆっくりしてもらって、明日からきちんとルールを守って頑張ってほしいですね。

東京五輪マラソン

こんにちは。
豊田シティ法律事務所の弁護士米田聖志です。

先日、大迫選手が見事日本新記録で優勝し、五輪代表をほぼ確実にしました。
大迫選手は、自分の母校早稲田大学の出身で、箱根駅伝なども走っていましたね。

大迫選手のゴール瞬間のガッツポーズは、鳥肌が立ちました。
インタビューの涙も相当な思いや練習があったのだろうなと想像させます。

さて、厚底シューズについて、箱根のあたりからいろいろ騒がれていましたが、ついに決着をみたナイキ厚底シューズ騒動。
そのシューズを着用して、エリウド・キプチョゲ(ケニア)が非公式ながらマラソンで2時間台を切ったり、箱根駅伝やMGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ)で好成績が続出したりと、何かと話題になってきたが、最近ひとつの区切りがつきました。

『ソールの厚さを4センチ以下とし、反発力を生み出すプレートは1枚まで』とするワールドアスレチックス(国際陸上競技連盟より名称変更)の決定により、東京オリンピックでのナイキ厚底シューズの着用が認められることになったのです。

この発表は大きな注目を集めていますが、気になるのがナイキ以外のスポーツメーカーの反応。
大手スポーツメーカーのミズノの広報は「(ナイキ厚底OKについて)特にコメントはありません。我々はこれまでどおりルールにのっとって、ランナーに寄り添ったモノづくりを進めていくだけです」とコメント。

ニューバランスはすでにカーボン搭載のシューズも発売し、トップアスリートも着用。
今後のマラソンで好記録を出す選手が出てくる可能性も。また「今後さらなる新作も予定している」(NB広報)と積極性も見せてました。

アシックスもまた「ナイキに対抗しようという意識はありません。我々はアスリートのパフォーマンスの向上と、ケガの防止の二軸を大切に、これまでどおり開発を続けています」(アシックス広報)と強調し、準備を進めてました。

この東京マラソンでも各社のシューズが出てました。
大阪女子マラソンで優勝した松田選手のシューズは、NBだったとか。ナイキもNBもアシックスも開発がすごいですね。東京五輪までどう進化するのか楽しみです。

さて、マラソン選手の脚はどうしてツルツルなのかご存じですか?
男性選手も、太ももやスネにほとんど毛が生えていません。

これは、ジャージやランニングパンツの布地で絶えず擦られて、脚の毛がすり減っているためだそうです。

マラソン選手は、試合はランニングパンツ等で走ることが多いですが、普段の練習では、ジャージやスパッツを履いていることが多く、しかも連日20キロ以上は走るので、少なくとも毎日1万回以上は太ももなどとジャージが擦れ合うようで、その結果、脚の毛は布地で擦り切れて、男性もツルツルお肌となるのだそうです。

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